大葉健二、石垣佑磨ほか/映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』完成披露舞台挨拶

1982年に放映され、その後17年間に渡って続くメタルヒーローシリーズの元祖として知られる『宇宙刑事ギャバン』が、30年の歳月を経て『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』として映画化。その完成披露舞台挨拶が9月24日に新宿バルト9で行われ、キャストの石垣佑磨、永岡卓也、滝裕可里、森田涼花、大葉健二と、主題歌の串田アキラ、金田治監督が登壇した。

30年前の『ギャバン』ではアクション監督をつとめていた金田監督は「(当時は)ひたすら大葉健二くんとアクションを担当してきました。今回、監督をさせていただき、光栄に思います」と挨拶。

オリジナル版でもギャバン(一条寺烈)を演じた大葉は、ギャバン単体での映画化が誕生30周年で初であることを聞かれると「30年経ったんですよね~」と感無量の様子。映画については「初代が2代目を育てるというお話で、人をひとり育てるのは本当に大変。でも、友情であったり、上司と部下の絆であったり、地球を愛するという愛であったり、そういったもので2代目を育ててます! この作品、心に残ると確信しております」と力強く語った。

一方、初代に育てられる2代目ギャバン(十文字撃)に扮した石垣は、大葉との共演について「すごい楽しかった。このお話をいただいてから撮影まで、30年前の『ギャバン』をずっと見させていただいて、改めて大葉さんのすごさ、パワー、エネルギー、ドラマ性が『ギャバン』の人気の秘訣なんだなってわかった。それを僕が全部自分でやらなければ意味がないと思ってトレーニングし直しました」と役にかけた思いを口にした。

撃の相棒・大熊遠矢を演じた永岡は「親がギャバン世代で実家に帰ったときに、無口な父親がひとこと『ギャバンは何役だ?』とポソッと言ったのを覚えていて。『ごめんね、新しいキャラクターだから前のやつには出てないんだけど』って答えた」と明かし笑いを誘うと、「今日も田舎から会場に来てくれているので、親孝行をひとつできたかなと思ってます」と続けた。

撃と遠矢の幼なじみの河井衣月を演じた滝は、撮影前に前作の『ギャバン』を見ておこうか迷いながらも見なかったと明かすと、理由について「衣月は初めてギャバンに出会う役柄だったので、初めてギャバンを見るときの感覚を残しておきたいと思った」と説明。それもあって実際に会ったときは「鳥肌が立った」そうで、「私のなかでワクワクしちゃって、男の人が小さいときにヒーローものにはまるのは、こういう感覚なんだなって思いました」と話した。

撃のパートナーのシェリーを演じた森田は「先代のミミ―(叶和貴子)と同じポジションでギャバンのパートナー役ですが、ミミーはすごく色気があってギャバンと恋愛関係にあったんですね。私自身は色気も何もないので、私にできるシェリーにしたいと思って、役を作ったつもりです」と述べた。

また、この日は串田が主題歌を披露し会場を盛り上げると、最後には新旧ギャバン2人がダブルで蒸着(変身)ポーズを披露。大葉が1回目で失敗し「ごめん、間違っちゃった」と謝りながら会場を沸かせる場面もありつつ、2回目では見事に決め、ガッチリと握手を交わしていた。

『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』は2012年10月20日より全国公開となる。

(※元記事はこちら)
https://www.moviecollection.jp/news/12493/

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