著者は安藤健二さんというフリーライターの方で、マンガやアニメ・特撮作品を中心に、封印という状態となった作品が、何故封印されるに至ったかを、当時の関係者への取材によって、解き明かしていくルポルタージュだ。
その内容は…封印作品とは、とある事情からテレビ放送はもとより、ビデオ販売などの映像出版・関連商品の全てが差し止められた作品で、文字通り世間から封印され、現時点では私たちは全く見る事ができない。
「ウルトラセブン」や「怪奇大作戦」「ブラックジャック」など、封印が個々のエピソードにとどまっているケースもあれば、「オバケのQ太郎」や「キャンディキャンディ」のように封印が作品全体に及んでいるケースもある。
いやぁ知らなかったョ…オバQやキャンディまでも封印されていたなんて…確かに、最近コミックスを書店で見かけないし、アニメの再放送もされないなあ、とは思っていたんだけど…封印作品となったとたんに書籍やビデオやグッズが、店頭から回収されていくさまを想像すると、何やら恐ろしさを超えて不気味な気さえしてくる

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