20日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まった。前日に比べ110円ほど高い2万1440円近辺で推移している。米連邦準備理事会(FRB)が19日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表した声明などが、景気への懸念が強まれば利下げに動くと示唆する内容だったとの受け止められた。前日の米株式相場が上昇したのもあって投資家心理が改善し、機械などを中心に買いが先行した。

短期筋などから株価指数先物に買いが入り、値がさ株が上昇したことも指数を押し上げている。一方、米利下げ観測を背景に日米金利差の縮小が意識され、円相場は1ドル=107円台後半と円高・ドル安方向に振れている。自動車などの輸出関連株には採算悪化を警戒した売りも出て、相場全体の重荷になっている。

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